
ショーエイコーポレーションさんとの初めての商品作りは着々と歩みを進めていたが、少し残念な知らせがメールで舞い込んできた。
※前回のあらすじはこちら
「まな板シートですが、小売店バイヤーさんから不採用通知が入りました」
画面越しに見えたその一文が、涙で滲んでいるようにも思えたのは私だけではないはず。しかしながらこの悲しみもメーカー企業にとっては日常であり、我々みん100も泣いてばかりではいられない。
このメールをきっかけに、ショーエイさんとみん100の2回目のzoom会議が行われた。
アンケートでは高評価!
今回、ショーエイさんとは『まな板シート』と『冷凍保存できるSSサイズのジップロック』の2点を同時に商品化を取り組んできた。
その中で『まな板シート』が不採用になった理由は、「他社からもうすでに類似品がある」だった。各メーカーから常に新商品が開発され、店頭に並び続ける100均業界。そのためタッチの差で小売店からの採用結果が決まってしまうという過酷な現実も存在する。だからこそ各メーカーが改良や新機能について考え続け、企業努力を続けているのである。
みん100でも公式LINEで『まな板シート』に関してのユーザーアンケートを行った。

まずはロールタイプと1枚ずつのバラタイプ、どちらが良いかという質問。これに対してロールタイプが6割以上の支持を得た。(個人的にはバラタイプのほうが人気なのではと思っていたため改めてアンケートの重要さを知った)

質問をさらに深堀しなぜそのタイプを選んだかを聞くと、結果はこのような内容となった。
ロールタイプ派の選択理由としては「好きな大きさに切れる=無駄が出ない」という答えが導き出されるだめ、こちらのタイプは特にコスパを意識するユーザーが多いのではという結論に至った。
一方の1枚ずつタイプは「切る手間がいらない」「丸まっていないから使いやすい」という理由が多数だったため、こちらは毎回の使いやすさやさらなる利便性を求めているユーザーによる回答が多いという仮説が立てられる。

次の質問は「抗菌機能」に関して。これは8割近くのユーザーが搭載を希望しており、もともと日本の製品は抗菌や防臭機能が備わっているものが多いが、このコロナ禍で衛生面に対しての思いがさらに深まったのではないかと考えられる。

「抗菌」以外に欲しい機能を聞いてみると、「滑らない」という意見が一番多かった。これは生肉や魚を切るときに素材の脂や皮によって滑り、うまく切れないという普遍的な悩みを浮き彫りにするものであったように思える。また、次点で多かった「方眼・1cmの目盛り」の機能に関しては過去に行ったクッキングペーパーなどの他の調理グッズのアンケートに対しても多く寄せられた声であったため、切る(調理)ことに対する隠れたニーズがあるのでは?という新たな研究点も浮かび上がった。
途切れない企業努力と挑戦
「まな板シート」は不採用となってしまったが、その裏ではみん100を介したショーエイさんのニーズ解明に向けてのアンケートや話し合いが行われており、並々ならぬ探求心が感じられるモノづくりとなった。
嬉しいことに「SSサイズのジップロック」は商品化が進行中のため、この連載で引き続き進捗状況をお送りしていくつもりだ。企業の努力と挑戦は、これからも途切れない。
To be continue…
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