2019年11月30日。東京の綿商会館で新たなイベントが誕生しました。推しを愛するすべての人へ!推し活応援体感イベント、その名も【推し活フェス】。
「推し」とは特定の〇〇を全力で応援する絶対的な言葉。その「推し」を愛でる活動「推し活」を応援する体感イベント「推し活フェス」とは!?みん100事務局その真相を探るべく参入して参りました!
東京駅丸の内口にて。東京駅で撮る!と決めていた割に残念すぎる過ぎる構図。
推しを持つ人ならだれでも1度はお世話になったことがある100円ショップの「推し活サポート商品」。なんとこの「推し活フェス」の企画運営は、その中でも多大な人気を誇る「コレサポシリーズ」の発売元株式会社ハピラさんです。さらにフェス内では他にも推し活を盛り上げるアイテム関連の企業さんも出店されているそうで・・期待は高まります!
VOL.1 テーマは「ぬい撮り」
記念すべき第1回目のテーマは「ぬい撮り」。
「ぬい撮り」=「ぬいぐるみ」+「撮る」
私、恥ずかしながら「ぬい撮り」に関する知識はほぼ皆無でした。でも参加するからには「ぬい撮り」の世界を体感したい!と旅の相棒も準備万端。
キャンドゥ出身のベアとロディ。ちなみに私は緑担です。
推し活フェスは入場時間別でチケットが事前販売されていました。日に日に「SOLDOUT」の文字が増えてゆくチケットサイトを見ながら「あぁ、私と同じ時間に入る人がこんなにいるんだ」とまだ見ぬ方々に謎の仲間意識。特設サイトも準備され、開催日までも楽しむことが出来ました。
フロア別に大きく3つのコンテンツ
いざ当日!
会場の綿商会館近くになると、大き目のバッグを携えた人達が増えてきます。コンサートの時のように明らかに仲間とわかるようなツアーバッグを持っているわけでも、推し色の服を着ているわけでもありません。でも、分かる、同じところに行く人たちだって。たぶんそれは、みんな同じワクワクした空気をまとっているから。
推し活フェスは「撮影ブース」と「推しカフェ」と「物販」の大きく3つのコンテンツで構成されていました。どれも魅力的でどこから行こうか目移りしてしまう! それではいよいよ「推し活フェス」体感してみましょう。
エントランスで本日の相棒とパチリ。
「販売ブース」ではイベント限定品や先行発売品も!
株式会社ハピラさんをはじめ総勢6社自慢の推し活グッズがずらり揃った6階物販フロア。
推し活フェスキャラクターのメミィちゃん
入ってすぐの株式会社ハゴロモさん。手書きでびっしりと書き込まれたリングノートに目が行きます。その正体は、ライブの感動とチケットを一緒に管理できる「レポチケ」。見開きの片方にチケット・もう片方にレポートが書けるすぐれものです。
真っ白なページに書くのはハードルが高い・・という方には「レポチケeasy」がおススメ。なんと書き込み項目が最初から印刷されている付箋タイプ。すぐれものPART2!
「双眼鏡/センステとバクステで使用」なんてニッチな事、項目があるからこそ忘れずにメモしておけますね。
あふれる愛が書き込まれたレポチケとレポチケeasy。そして「ビジュアル/前髪重めでかっこよすぎた」に激しく同意するみん100事務局。前髪はその日の色気を左右する重要すぎるポイントです!このサンプル書かれた方分かってらっしゃる!!
他にも缶バッチやアクリルキーホルダーなどをトレードするときに非常に便利なプチプチ「トレプチ」や「現場に連れていくファイル」など、かゆいところに手が届くアイテムが沢山のハゴロモさんでした。
会員証と身分証明書がセット可能な「現場に連れていくファイル」。どの現場も本人確認が厳しくなっているのでこれからの必需品になりそう。
ぬいぐるみのサンライズさんには「うちの子」がもっと可愛くなっちゃうポンチョがずらり。カエル・トラ・ひよこをはじめ、耳がぴょこぴょこ動くウサギのポンチョまで。
透明のレインコートポンチョ・・・これは伝説のスケスケ衣装が再現できちゃうのでは・・・?
みなさんが持参の「うちの子」に試着をさせていて、早くもぬい撮りの楽しみ方を垣間見ることが出来たブースでした。
推し活フェス限定品!ももいろねずみ。
ふと目を横にやると眩しいスポットライトが!ここはライブ会場か!? 思わずうちわを取り出しそうになったセットはホビーベースさんのブース。
ここにアクリルスタンド置きたい!アリーナ最前独り占め!
お名前ホルダーが作れるパーツがいっぱいのサンキさんはパステルカラーで売り場全体がゆめかわな世界。ワークショップも開催されていて物販のレジは行列ができていました。
サン宝石さんのブースにはほっぺちゃんのぬいぐるみがドドーン!持参のぬいぐるみと一緒に撮影される方で大賑わい。
夢のほっぺちゃんまみれ!まみれすぎて相棒のベアを見失う。
「指さして」のうちわが目立つのは株式会社ハピラさん。 100円ショップでおなじみのうちわカバーやぬいぐるみカバーなどのコレサポシリーズがずらり。
コレサポひよこちゃんに見覚えがある方も多いのでは?
まだ「推し活・ヲタ活」という言葉が市民権を得ていなかった頃。100円ショップにある推し関連グッズはコンサートに使うジャンボうちわと蛍光の色紙くらいだったように思います。
黒だけだったジャンボうちわに蛍光カラーが登場し、うちわをデコレーションする厚手の星やハートのパーツが現れるも、まだそれはあくまでもうちわ関連商品として。
そこからかなりの長い間、うちわ関連以外の「推し活・ヲタ活」グッズが100円ショップに並ぶことはありませんでした。
それが今や!「銀テープホルダー」に「ぬいぐるみカバー」、「缶バッジカバー」や「コースターカバー」と飾りたい欲・守りたい欲・保管したい欲・ありとあらゆる推しを愛でる心を理解しつくしたアイテムが100円ショップに並んでいます。
ハピラさんの「推し活・ヲタ活」アイテムたち。これでもまだほんの一部。
ずっと100円ショップを見てきたみん100としても、新しいジャンルが出来ていく時代に立ち会えて幸せだなぁ、とハピラさんのブースを見て感慨深いものがありました。
え?税込み100円?今日だけは100円ショップで買うより安い!
売り場には、人気すぎて店頭ではなかなか手に入らなかった「シメ蔵とトメ子夫妻」の姿も。いや、正確には「シメ蔵」は既に売り切れていました。ここにも居ないのかシメ蔵!これらはそれぞれ缶バッジとボールチェーンの落下を防止する、かゆい所に手が届きすぎるアイテムです。
トメ子が手に入ったので、やっと某アイドルの展覧会で買った缶バッジがつけられると喜ぶ私。でもシメ蔵が買えなかったのでコンサートの会場限定アクリルプレートはまだ付けられない。。くっ!
そんなハピラさんのブースでひときわ目を引くのが「OSHI☆COLOR」! わーい!推し色大好き!メンバーカラー大好き!な私が素通りできるわけがない。
そう、仕事のファイルですら「これは計画的にやりたいから赤いファイルで、これは楽しみながら作るやつだから緑ファイルね」と言いながら使い分けている推し色脳の持ち主です。(私個人の主観です。すいません、まじめに働いています。)
8色。完璧な色展開。
そしてなんとこのフェスではOSHI☆COLORの詰め合わせ、その名も「激推しコンプリートセット」が先行販売されていました!
こんなに入って700円!?
そして私のハートをわし掴みにしたのがハピラさんの憎すぎる遊び心。「うちわカバーデコレーションシール」のパッケージにはそれぞれの色ごとにアイドル風の男性のイラストが描かれているのですが・・これがもう!!早く皆さんにも見ていただきたい!そしてこの浮つく気持ちを分かち合いたい!
こちらの商品は2020年2月頃100円ショップのCan★Doさんにて発売予定です!!
2月になったらCan★Doさんんへ急げ!
拡大したらちょっと見えるかな・・?
まだまだ進化する100円ショップの「推し活グッズ」、今後も目が離せません。
撮れる!飲める!持ち帰れる!推しと一緒にカフェタイム
続いて5階は「推しカフェ」フロア。人間とぬいぐるみにお揃いのドリンクが頂けるというなんとも楽しいカフェがオープン。クリームソーダ―は8種類の味からオーダー可能。
メミィちゃんもカフェ仕様。
しかし、いかせんぬい撮り初体験の私。いただいたクリームソーダとミニチュアドリンクを前にどうすればよいのか分からずしばしフリーズ。周りで皆さんは楽しそうに写真を撮ってらっしゃる。私はキョロキョロするばかり。
とりあえず推しカラーのドリンクとミニチュアを並べてみましたが、ものすごいコレジャナイ感。
そんな不安そうな私を見かねてか、スタッフさんがぬい撮り用に背景や小道具を持ってきてくださいました。かなりの混雑だったにも関わらず、心優しい気配りに感謝です。
記念すべき初めてのぬい撮り作品!
なんという事でしょう。先ほどの「ただのジュースの写真」と比べてみてください。まるでトレイの上にいるすべてのモノ達に命が吹き込まれたよう。これが・・これがぬい撮りか!
「もうちょっとロディちゃんに飲ませてる感じにしようや?」
「でもこの子に両手で持たせてもめっちゃかわいい!」
パシャリパシャリと写真を撮る手が止まりません。何枚撮ったよ私・・・。溶け始めたアイスでやっと我に返ることができました。
ぬい撮り・・・おそるべし。
ぬい撮り・・・楽しすぎ!!!!
まるで動かないのに不思議と生き生きして見えるロディたち。
買ってきたときより心なしか笑顔な気がするキャンドゥベア。
カフェの隣ではnuidolさんとのコラボで、プロのカメラマンによる「ぬいぐるい撮影ワークショップ」も開催されており、こちらも大盛況。
残念ながらSOLDOUTで参加できず。高度な質問が飛び交っていました。
また、同じフロアにはピンク・ブルー・パープル等カラー別の撮影ブースもあり、推し色だけの世界の中でぬい撮りをすることもできました!
そしてここでまさかのミラクルが。
ご確認いただけますでしょうか、撮影ブースにセッティングされたベアとロディを。
覚えておいででしょうか、私が持参した相棒もベアとロディだということを。
こんな奇跡ありますかね?推し活フェスに運命を感じた瞬間!
わーいロディちゃんがいっぱい!
違うカラーのブースでも可愛い。
まるで写真スタジオ!「ぬい撮り」専用ブース
いよいよ4階、ぬい撮りフロアです。こちらでは39種のテーマブースと出店企業さんとのコラボブースがありました。どのブースもぬいぐるみを撮影する人、並んで順番を待つ人でいっぱい!
先ほどのカフェですっかりぬい撮りの楽しさの虜になった私は、相棒を握りしめいそいそと列に並びます。このフロア、かなり多くの方がいらっしゃったのですが皆さん本当にマナーが素晴らしかったです。順番を待つ人、撮影する人、自然と列ができそして自然に譲り合いが生まれ。同じものを好きな人だらけの空間ってこんなにも温かく幸せな空気が生まれるのか、とちょっと胸があつくなりました。
ここからはお写真多めで紹介します。ついさっき初めてぬい撮りを経験した私の作品、生暖かく見守ってくださいますと幸いです。
サンキさんのゆめかわフォトブース。ふんわりとした感じが我が相棒にぴったり!お名前プレートをぬいぐるみ用に作ってあげるのもかわいいなぁ。
サン宝石さんのブースではホッペちゃんに囲まれて。ギューギューな感じを表現したつもり。
ド迫力な爆発シーンも。助けてロディちゃん!
1匹を手前に映して遠近感を出す技法は私の前に撮影されていた方を参考にさせていただきました(ありがとうございます!)
妖艶な和のブース。お着物を着たキャラクターで撮られている方がいらっしゃって思わず「あなたの子の為のブースですね」と心の中で話しかけてしまったくらい素敵でした。
プクプク海の中。このあたりで「背景のつなぎ目を入れない方が良い」ということがわかってきた気がする。
撮影しているときは真剣です。
撮影ブースの近くには、ぬいぐるみをお着換えさせたりする「準備スペース」も設けられ、まさに「ぬい撮り」の聖地。みなさんここで持参のぬいぐるみをバッグから出したり、入れ替えたりと大活躍の様子でした。
大体の方が1体ではなく4体5体と沢山のぬいぐるみを持参されていたのですが、中でも透明のトートで持ち運びされている方に目がいきました。ダイソーさんの商品かな?バッグの中にギューっと詰まっているぬいぐるみ。かわいすぎ!
でもトートバッグなので、さらにそれをバッグに入れるのは少し入れ辛そう。トラベル用のビニールポーチのようにマチがしっかりとあってファスナーで開閉できるような全面クリアなポーチがあれば、ぬいぐるみの運搬も楽だし見た目もかわいいのでは?100均で出来ないかな!?
(それいいねー!いや、もっとこういう方がよくない?そんなアイデアが生まれた方はぜひみん100アイデアへご投稿を!みん100は皆さまのアイデアを100円ショップの商品にするサイトです。)
次回開催が待ち遠しい。大満足の推し活フェス
3フロアを回り終わったころにはすっかりぬい撮りの魅力に取りつかれてしまいました。それほどに満足感たっぷりだった今回のイベント。もともとぬい撮りがお好きな方はもちろん、私のように今回が初めての方まで皆さんとっても楽しまれていたのではないでしょうか。
また、イベント後もTwitterではハッシュタグが大盛り上がり。「#推し活フェス」だけでなく「#エア推し活フェス」なる参加できなかった方用のタグも活気づいています。これなら「行きたいけど東京は無理・・」という方も一緒に楽しむことができますね!みん100事務局も「#推し活フェス」を付けて投稿していますのでぜひ見つけてみてください。
今回が第1回目のこの「推し活フェス」。次はどのような切り口で「推し活」を体感させてくれるのか、次回開催が待ち遠しい限りです!
ミニチュアドリンクは専用の袋で大切に持ち帰ることが出来ました。このドリンク、すべてスタッフさんの手作りだそうですよ!