手芸材料が豊富に揃うダイソーで、この冬とっても可愛い和柄のフェルトが新登場しました!フェルトの最大の特徴といえば裁ち目がほつれにくく、切りっぱなしでOK!ということ。とても扱いやすい手芸アイテムなので、和小物を手作りしてみたいけれど、ちりめんの扱いに自信がない…といった方も、フェルトならお手軽にチャレンジできちゃいます!

つまみ細工風ふっくら可愛いお花モチーフ

可愛い和小物の代表といえばつまみ細工。つまみ細工は江戸時代に生まれた日本の伝統工芸で、和装の髪飾りなどで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。ちりめんで作るのが定番のつまみ細工ですが、和柄フェルトで作るとフェルトならではのふっくらとした風合いが出て、また一味違った可愛らしさが生まれました。

今回はそんなつまみ細工の要領で作るお花モチーフの作り方を紹介していきたいと思います。

材料

  • ・和柄フェルト(ダイソー)
  • ・お花の中心を飾るパールやビーズ、花座など
  • ・裁縫道具

フェルトのカットと、基本の折り畳み方

①フェルトを正方形にカットしたものを5枚用意します。今回は3cmと4cmの正方形で作ってみました。作り方の画像は4cmの正方形で作った時のものです。写真下にあるように、厚紙等で型紙を作っておくとカットが楽です。
②正方形を半分に折り畳んで三角形を作ります。
③さらに半分に折り畳みます。
④ビラビラと開く方を逆側の角に合わせるように外側に折ります。

折り畳んで作った花びらを縫い繋いでお花を作る

つまみ細工は糊で布を貼り付けていきますが、フェルトは厚みがあって糊付けが難しいので縫っていきます!(※分かりやすいように赤色の糸を使っています。)

①折り目の中に玉結びが隠れるように針を刺し、糸を通します。
②重なった布の角をまとめるように先端を2回かがり縫いしていきます。
③先端がバラバラにならないよう糸はしっかりと引きます。
④続けて2枚目の花びらに針を通し、同様にかがり縫いします。これを5枚目まで繰り返します。

⑤折り畳んで作った花びらを5枚繋ぐとこのようになります。
⑥1枚目と5枚目の花びらを縫い繋いで輪にします。
⑦点線の辺りで角をカットしていきます。
⑧10個の角をすべてカットするとこのようになります。

⑨裏返すとお花の形になっています。
⑩花びらの中心をへこませるようにして1枚ずつ丸く形を整えていきます。
⑪可愛らしいお花の形になりました。
⑫このままだと花びらの先端しか繋がっていなく少し不安定なので、再び裏返して
隣り合った花びら縫って繋げるとしっかりとした仕上がりになります。

最後にお花の中心にパールビーズなどをお好みで縫い付けてモチーフの完成です!(中心の飾りはボンドで接着してもOKです。)左が4cm、右が3cmの正方形で作ったものです。お好みの大きさで作ってみてくださいね!

ヘアアクセサリーにアレンジ!

今回はこれらのモチーフを使ってヘアゴムやヘアピンにアレンジしてみました。ヘアアクセサリー金具は100円ショップや手芸用品店でも購入することができます。

ヘアゴムにする場合は、丸くカットしたフェルトに目打ちなどで穴を2つ開けてゴムを通して結び、お花の裏側に接着剤で貼り付けます。


ヘアピンはモチーフを貼り付けるだけでとっても簡単です!

是非みなさんも和柄フェルトでかわいい小物を作ってみてくださいね!

 

この記事を書いた人

matsubokkuriさん https://www.instagram.com/matsumatsu1223/